◆「ゼンマイ仕掛けのカルガモの親子と蒸気の幻影(The One Moment @ the Some Junction)」...

(あるC.T.R.ウォッチャーの話)

「大都市近くのある分岐駅では、

ゼンマイ仕掛けのカルガモの親子が

構内を渡り切るまで

数本の列車が待っていたのだが、

日頃から場所を問わずに回遊魚達が

泳ぎ回っているようなC.T.W.(Colour-Trash World)では、

幾ら大都市に近いと言えども

特に珍しい出来事ではない。

 

 

構内のすぐ横に

そびえ立っている白い壁は、

(影を映し出す)対象の

本音や本来の姿、

そして(その対象が)思い描く姿が

影として映し出されるのだが、

今日は

恐らく誰か(或いは何か)の本来の姿なのであろう

蒸気機関車の影が

その姿を映し出すだけに飽き足らず

壁の外にまで黒煙を吹き上げていた。

すぐ側をカラーチップ運搬列車が

通っていなかった事が幸いである」

 

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The Family of Wind-Up Ducks are crossing over
on some railroad tracks

and The Steam Locomotive's Phantom billowing smoke
in the white wall

at some junction today.

 

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たまにはこのような感じのイラストを.。

(※いつもとあまり変わらないのかも知れませんが...)

完成後にA5(148×210)サイズ程(よりはかなり大きめ)に

切り取った画用紙に

水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いていたもの。

実は元々、

何時描き始めたのか思い出せない程かなり前に

確か当時はA5サイズで展示する事を前提に

水彩色鉛筆のみで描いていたものだった

...と記憶しているのですが、

様々な事情が重なって(...だったかと思う)結局、

途中でそのまま何年も放置していたものでした。

それをふと、今年の正月辺りに引っ張り出して

再び水彩絵の具で描き始めたのですが、

その際に全面的に色を塗り直したり、

 

一部のモチーフ類を描き直したり追加したりしました。

 

 

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