◆「その鉄路は最果てに至る(Into The Endless Sands)」...

「額縁の向こうに拡がる
不毛の砂漠を三日三晩、
或いは永遠とさえ感じられる
距離と時間
線路を辿れば
最果てと呼ばれる場所に
行き着くらしい。
近頃は好奇心溢れる連中で
そこへの旅路は大賑わい。
天変地異に砂嵐
何があろうが
野心と欲望
それさえあれば
どこにだって行けるのさ。
ほんの小さなすれ違い
たった一つのボタンの掛け違いのために
被害者にだって
加害者にさえなれるおいらたち。
もしも再びここに
戻って来るのなら
土産話に美味い話
たっぷりと聞かせておくれよ、
あの空を飛び続ける為の
ノウハウを、
落とし穴に嵌っちまったら
這い上がる為の
やり口を。
砂の城をこしらえるためなら
どでかい金脈だって必要なのさ。
誰からも見つかっていないような」

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横浜・元町の「bayside cafe」さんにて開催中の
「Art De Fukko Vol.11「Free And Happiness」展」の出展作品として描いたもので、
A4(210×297)サイズに完成後切り取った水彩紙に
水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。
Joiと言う南アジア系イギリス人によるDJユニットの「Fingers」と言う曲を聴きながら
インドのRajdhani特急の動画を観て
「客車特急っていいな...」などと思ったのが描くきっかけでした。
「Free And Happiness」と言うテーマに沿っていると言えるのかどうかは判らないのですけど、
「"自由"(と"幸せ")を求めて最果て(新天地或いは「行き着く所」)へ向かう」と言う自分のイメージと
結びついたのではないかと思っております。

 

 

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